いのち愛しむ、人生キッチン ・・・ 桧山 タミ 著
2018年 10月 11日
九州地方で活躍する92才の現役料理家 桧山 タミ 先生の著書です。
4章から構成された内容で
1章 大らかなれ 心とからだの養生
2章 賢くあれ 自然とからだを結ぶ旬材、学び方と選び方
3章 健やかなれ 五感に心地よい、基本の道具と調味料
4章 やさしくあれ 子供・家族、命を思いやる家庭料理
もちろんレシピも載っていますが
「迷いや悩みがある時もこの本を開いてください。」
とカバーにかいてあります。
水を大切に使う事
手に勝る道具なしと言う言葉
食は人を良くすると言う事
包丁を握ったら心穏やかに、食べる人の幸せを願って調理する事
等々がやさしい言葉で書かれてあります。
普通のレシピ本とはちょっと違いますが
読んだ後 こんな私ですが心がちょっとやさしくなれそうな気がします。
読んでいると、台所仕事を丁重にしようと重い腰がすくっと動くような
心地よい気持ちにさせられます。
なかなか同じようには出来ませんが、時々の刺激剤になっていますよ。
本をプレゼントして下さる叔母様って素敵ですね!
同じ本を持っているんですね。
自分では絶対にスルーしてしまうような本なので。
『水』の大切さについても書かれていましたが
日々の生活に反省する事しきりです。
慌ただしくなると気持ちのささくれが気になるのですが
見て見ぬふりをして (笑)
いろいろ教えてくれる叔母に感謝です。