読書 「走れオヤジ殿」 キム・エラン著
2020年 03月 21日
日ごとに春らしくなってきています。
日陰にはまだ雪が残っていますがそろそろ冬靴を片付けても良いかな?
でも・・・
だいたい冬のコートやセーターを片付けると
寒くなったり雪が降ったりするんですよね。
最近は出かけるところと言えば
近くのスーパーに掛かり付けの内科医そして歯科医だけ。
春物の洋服も見に行きたいな~。
* * * * * * * * * *
以前借りた同じ作家さんの「外は夏」
が読みやすかったのでまた同じ作家さんの作品を借りてみました。
20代で色々な文学賞を受賞してる作家さんだそうです。
まず手に取ると厚くて嫌な予感がしたのですが(笑)
九つの短編からなっています。
表題の「走れオヤジ殿」は
10代の女の子が主人公で彼女の目線から
まだ見たことも会ったこともない父親像を語っています。
この短編作品の中に登場する父親はいずれも
こう有るべきと言った父親像からは程遠く
一般社会から見るとちょっと情けない姿で描かれています。
訳者の方が「短文をリズミカルに駆使する文体」
と解説していましたが
読んでいても、どうもその所が引っかかり物語の中に
入り込めず気が付いたら終わってる。
きっと私の感性がサビてるのでしょうね。
もっと若く瑞々しい感性を持っていたら
きっと面白かったのでしょうに。
*この本は2月20に借りていて返却日が3月5日だったのですが
HPを見たら3月1日から3月19日までコロナウイルスの影響で休館になっており
いつの間にか返却日が3月26日に変更になっていました。
さらに先日HPを見たら返却日が4月7日に変更になって
いったい何時まで伸びるんだろう・・・。
もう次に借りる本が2冊待機してるのでさっさと返却しに行ってきました。
閉ざされた空間といっても、スーパーのほうがよっぽど「密」な空間ですよね〜。
手や本を除菌するスペースもあるのだから、閉館が長びく意味が分かりません^^;
本当に、こんな時だからこそ
貸出業務くらいしてくださると良いのにね!
もう届いてるのに読めないなんて辛すぎる。
市の施設だからと言って全部足並みを揃えなくても
ケースバイケースで対応してくれると良いのに。
こんな外出できない時こそ図書館の持ってる意味が問われそう。